宝塚歌劇団に労基署が再立ち入り 本拠地の新年開幕は延期
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優の女性急死を巡り、西宮労働基準監督署が11月22日に続き今月6日にも、歌劇団に立ち入り調査をしたことが15日、歌劇団への取材で分かった。労働状況についての質問に回答し関連資料を提出したという。歌劇団は「今後も適切に対応する」としている。 【写真】叱責され「まだかえれん」急死俳優のLINE公表
また歌劇団は同日、同市の本拠地・宝塚大劇場の公演開幕を来年1月1日から5日に延期すると発表した。「過密な公演日程を緩和した」と説明している。 女性は9月に宝塚市内で死亡。労基署は俳優らの労働実態を調べ、法令違反の有無などの確認を進めているとみられる。