初夏から夏「日陰の庭でもキレイな花咲く植物4つ」日当たりイマイチでもガーデニングを諦めたくない人へ
ガーデニングに最適な季節がやってきましたね。お出かけ先の美しい風景や、道すがら見かけるカワイイ花を見ると、我が家でも育てみたいなぁ、なんて思いますよね。 【写真全11枚】カワイイ小鳥がクチバシを開いておしゃべりしているみたいな「トレニア」ほか、夏、日陰で美しく咲く花 でも、「うちのお庭やベランダは日当たりがイマイチで……」とお悩みの人もいるでしょう。 日当たりは植物を育てる際の大切な要素。でも、日当たり良好のガーデニングスペースを確保できるケースばかりではありません。 今回は、そんなお悩みを持ちながらも、楽しくガーデニングをしたい人に向け、「初夏~夏の日陰でも美しく育つ」植物を4つ、参考価格などの詳細情報とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「初夏~夏の日陰でも育つ、美しい多年草・一年草」4選
・トレニア ・ヤブラン ・インパチェンス ・アスチルベ 初夏から夏、日当たりイマイチなガーデンが美しく華やぐ花ばかり。お気に入りを見つけたらぜひお迎えしてみましょう!
【ガーデニングアルバム】この記事で紹介する「初夏から夏の日陰でも美しく育つ」多年草・一年草
●トレニア ●ヤブラン ●インパチェンス ●アスチルベ
【ガーデニング】初夏から夏の「日陰でも美しく育つ」多年草・一年草<4つ紹介>
●トレニア ・学名:Torenia ・科名・属名:アゼトウガラシ科ツルウリクサ属 ・開花時期:4月~11月ごろ 小鳥が口を開けたようなかわいらしい花を咲かせるトレニア。カラーバリエーションは青、紫、ピンク、白などがあり、初夏から秋までのガーデンを爽やかに演出してくれます。 トレニアは「ナツスミレ」とも呼ばれる一年草。耐陰性と耐暑性があるため、夏の日陰の庭にぴったりです。水切れと蒸れに注意し、適宜切り戻しをして育ててあげましょう。 ガーデニング初心者でも安心して育てられるキュートな花ですよ。 ※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗) ●ヤブラン ・学名:Liriope muscar ・科名・属名:キジカクシ科ヤブラン属 ・開花時期:8月~10月ごろ すっと伸びた葉に紫色の花を咲かせるヤブランは常緑の多年草。学名の「リリオペ」で呼ばれることもあります。 葉は一年中楽しむことができる美しいリープランツ。花は夏から秋にかけて鑑賞することができます。 背丈が低めなので、グランドカバーとしても使い勝手の良い植物。花壇を爽やかなイメージに仕上げたいときは、斑入りのヤブランもおすすめです。明るいホワイト系のラインが入った葉で、日陰の庭を明るく彩ってくれますよ。 強健な性質を持ち、植えっぱなしでも育つ手間いらずな多年草なので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです。 ※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗) ●インパチェンス ・学名:Impatiens walleriana ・科名・属名:ツリフネソウ科ツリフネソウ属 ・開花時期:5月~11月上旬ごろ 赤や白、ピンクや朱色などの鮮やかで可愛らしい花を咲かせるインパチェンス。「日陰の女王」とも呼ばれて愛される一年草です。 株いっぱいに次々と花を咲かせてくれるので、日陰の庭がとっても華やかになりますよ。インパチェンスの開花期間は初夏の頃から秋頃までと長いのも嬉しいポイント。 日陰でも育ちますが、適度に日に当てると花つきは良くなります。猛暑の中で花数が少なくなってきたと感じたら、適宜切り戻しをおこなってあげましょう。 ※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗) ●アスチルベ ・学名:Astilbe ・科名・属名:ユキノシタ科 / チダケサシ属(アスチルベ属) ・開花時期:5月~7月ごろ アスチルベは細かい花々が集まって咲く、まるで小さなツリーような花姿を持つ多年草。パステルカラーの優しい色合いと、もふもふとしたたたずまいは、道行く人の心を癒してくれます。 開花期は5~7月。長雨でも花が痛まずに美しく咲き続けるアスチルベは、梅雨シーズンの庭にぴったりの植物。とかく暗くなりがちな梅雨時のガーデンをふんわりと爽やかに彩ってくれますよ。 半日陰や涼しい場所での栽培に向いています。また、水切れを起こさないよう、乾燥に注意して育ててあげましょう。 ※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
※ご参考【ガーデニング豆知識】一年草・多年草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。 ・一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物 ・多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある ・宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
LIMO編集部