ニコール・キッドマンが米国を去りオーストラリアへの定住を検討
ハリウッドの大物セレブカップルがまたもや米国を去りそうだ。ただし、今回は反トランプとは無関係のようだ。 英紙デイリー・メールは、女優ニコール・キッドマン(57)とカントリーミュージック歌手キース・アーバン(57)の夫妻が、故郷オーストラリアへの帰国を検討していると伝えた。理由は、「非常に困難な1年」を過ごし、極めつけは同国に住むキッドマンの母親が9月に亡くなったことだ。 最愛の母の死を知らされたのは、ヴェネチア国際映画祭で米スリラー作品「ベイビーガール」での演技が高く評価され、最優秀女優賞を受賞した直前のことだった。 葬儀のためシドニーに一時帰国したものの、またすぐに米ドラマシリーズ「スカーペッタ」の撮影や映画のプロモーションで各地を飛び回るなど、過密スケジュールに追われていた。そのため、周囲は〝燃え尽き症候群〟で精神的に追い込まれているのではと心配していると同紙は報じた。 一方、夫のアーバンも公演などで多忙な毎日を送っており、この一年は妻と一緒に過ごす時間もほとんどなかったという。 同紙によると、アーバンは来年2月に予定されているラスベガスでのレジデンス公演を終えた後、米国での生活を捨て、夫婦でオーストラリアに帰国する計画を進めている。 2人はカントリーミュージックの聖地・南部テネシー州ナッシュビルに489万ドル(約7億5000万円)の豪邸を所有しているほか、ビバリーヒルズに677万ドル(約10億円)の邸宅とニューヨークにも1353万ドル(約20億円)のマンションを保有。 さらに、オーストラリアでもシドニー郊外サザン・ハイランドに650万ドル(約10億円)の農家や、シドニーのウォーターフロント、ミルソンズ・ポイントに所有するペントハウス2軒を賃貸物件として管理している。 2人の間には16歳と14歳の娘がいる。
東スポWEB