藤井聡太竜王・名人、王座戦第4局で永瀬王座に勝利 史上初のタイトル八冠で羽生会長・杉本八段が祝福コメント
将棋の藤井聡太竜王・名人は11日夜、京都市内で行われた第71期王座戦五番勝負第4局で永瀬拓矢王座に勝利し、3勝1敗で王座を獲得した。羽生善治九段が保持していた最年少記録(21歳11か月)を31年ぶりに更新した。また史上初となる八冠(棋聖、王位、叡王、竜王、王将、棋王、名人、王座)を21歳2か月で達成した。 【動画】藤井聡太新王座が会見 史上初の八冠制覇 ■日本将棋連盟・羽生善治会長のコメント 八冠達成、誠におめでとうございます。 継続した努力、卓越したセンス、モチーベーション、体力、時の運、すべてが合致した前人未到の金字塔だと思います。 今後も将棋の更なる高みを目指して前進を続けられることを期待します。 ■杉本昌隆八段のコメント 王座獲得、そして史上初となる八冠達成本当におめでとう。 どんなに険しい道でも臆せず挑戦し、考え抜いた末に最後は必ず正解にたどり着く。 それは、私たちが持っている「人間力」を大事にして、その能力を十全に発揮したからでしょう。 全冠制覇も藤井八冠にとってはゴールではありません。 これからも自分の信じる道を突き進んでください。期待しています。