「新しい風を吹き込みたい」クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 岸岡智樹 ラグビー体験会初開催 現役選手からの直接指導に感激の声
ゲストには山本剣士選手が登場
18時前に参加者が続々と会場に集まる。今回は大学生以上を対象としており、スピアーズのウェアを身にまとった方も多く見られた。 岸岡はこの6日前、第5節の神戸コベルコスティーラーズ戦に出場していた。シーズン中に現役選手と会える特別な機会ということもあり、開始前から皆喜びを隠さなかった。 さらにこの日は事前にシークレットゲストが来ると岸岡から予告されていた。現れたのは同期のPR山本剣士だった。 ポジションが異なる2人。実は今回、山本が参加することになったのもトモラボ内で挙がった要望だったという。 「どういう選手に来てほしいかを聞いたら、ポジションの違うFWがいい・同じポジションだけど違う考えを持っている2人など様々挙がりました。今回初めてということもあり、メニューのバリエーションを踏まえてFWの山本選手に協力いただきました」(岸岡) 準備体操ののち、ボールを使って1対1でパスを回し合った。初対面の組み合わせでも早速コミュニケーションが取られるなど賑わいを見せていった。 ウォーミングアップが終わると4つのグループに分かれた。そこで1人1つボールを持ち、同時に隣に回すゲームを行った。落とさないようにグループ全員で息を合わせるため、チームワークが必要になる。 それぞれが声をかけボールを渡し続け、落とさずに回し続けたチームからは喜び合う様子も見られた。
『選手と触れ合って一緒にチャレンジできる』をテーマに
ここからは二手に分かれ、パスとスクラムの体験に。岸岡がパス、山本がスクラムを参加者の方々に教えながら実践する時間になった。 岸岡はスクリューパスでの投げ方を伝授。時折笑いを交えながら楽しんでもらえるように工夫を凝らした。 「スクリューパスは回さない、回るんです。手ではなく、ボールの向きを変えます。でもやってみてください。手が変わっちゃいますから(笑)。ボールを変えるんですよ!あとは、掴むと浮いてしまうのでボーリングをイメージしてみてください」