12月からマイナンバーカードと一体化!【後期高齢者医療】年収195万円の場合の保険料一覧を都道府県別にチェック
まとめにかえて
ここまで、健康保険証がマイナンバーカードに一本化されることのメリットや、「後期高齢者医療制度」での自己負担割合、そして全国平均の保険料についてお話ししてきました。 いろいろ制度の仕組みが出てきましたが、ちょっと整理してみましょう。 まず、75歳以上の方で、公的年金以外の収入が多めの世帯は、医療費の自己負担割合が変わるケースがあります。 ただし、公的医療制度は「未来永劫このまま」という保証がないので、今後の変更にも備えたいところです。 対策のひとつとして、民間の医療保険は一つの選択肢です。最近は、保険料がリーズナブルで、一生保障が変わらない商品も増えてきました。 ただ、「昔入ったきり」の保険が、今の医療事情に合っていないこともあります。たとえば、10年以上前に加入したものだと、保障内容が今の時代にそぐわなかったり、無駄に保険料を払いすぎている可能性もあります。 なので、今持っている保険を見直すだけで、保障がグレードアップしたり、保険料が節約できたりする場合もあるでしょう! ただし、保険は健康状態によっては見直しが難しくなる場合もあります。気になったら、早めに行動するのが大事です。
参考資料
・厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和6・7年度の保険料率について」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・東京都後期高齢者医療広域連合「保険証」 ・足立区「令和6年8月1日からお使いいただく後期高齢者医療被保険者証をお送りします」 ・厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット」 ・デジタル庁「よくある質問:マイナンバーカードの健康保険証利用について」
入慶田本 朝飛