カープ優勝に必要なのは“上本神”の降臨?【川口和久のスクリューボール】
背番号0の名脇役
3月29日の阪神戦で四球を選びガッツポーズをする上本
開幕から好調が続くカープ。先発の頭数がそろっていた投手陣に対し、鈴木誠也が抜けた打線が不安視されていたが、4月10日現在、チーム打率、得点もリーグトップ。ホームランはわずか4本ながら出塁率が高いうえに犠打が多く、打線が面白いようにつながっていく。 打撃絶好調の西川龍馬、出塁率の高い菊池涼介の一、二番から始まり、坂倉将吾もよく打っているし、會澤翼の勝負強さも健在。未知数なところもあるが、新外国人のマクブルームも日本野球にハマりそうな雰囲気がある。ほか松山竜平、新人の末包昇大、お尻に火がついていた堂林翔太も元気。打率.400の森下暢仁をはじめ、投手の打撃で勝った試合もある。 ……と書くと、カープファンは・・・
本文:1,220文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール