99歳サッカー伝説記者で元サンスポ・賀川浩さん逝く W杯10大会取材、日本人初FIFA会長賞
★「賀川サッカー文庫」図書館で蔵書公開
賀川さんは、自身が持つ数千点に及ぶ膨大なサッカー関連資料を神戸市立中央図書館に寄託し、「神戸賀川サッカー文庫」として公開。過去の原稿は賀川サッカーライブラリーで読むことができる。
■賀川 浩(かがわ・ひろし)
1924(大正13)年12月29日生まれ。神戸市出身。神戸一中、神戸大、大阪サッカークラブでFWなどでプレーし、天皇杯準優勝も経験。52年産経新聞社入社。サンケイスポーツ(大阪)編集局長を経て、定年退職後の90年からフリー。日本サッカー発展への功績が認められ、2010年に日本サッカー殿堂入り。15年にW杯10大会取材の実績を評価され、日本人で初めてFIFA会長賞を受賞。少年育成も手がけ、日本初のサッカースクールとなる神戸少年サッカースクール、神戸フットボールクラブの創設にかかわる。