「なぜベンチなのか」ブライトンOBが日本代表MF三笘薫の2戦連続ベンチスタートに注目「最高の選手だ」
プレミアリーグのブライトンに所属するサッカー日本代表MFの三笘薫は、直近2試合でベンチスタートとなっている。ブライトンOBの選手が三笘をチームで最高の選手と絶賛する一方で、「なぜベンチなのか」と題してスタメンから外れている理由について論じていた。英メディア『BBC』が報じている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 直近2試合のアストン・ヴィラ戦、そしてアーセナル戦でベンチスタートとなっていた三笘。序列が下がったのではないかという不安もある中で、ガイ・バターズ氏は「12月は試合が立て続けにあり、さらにカップ戦も控えていた。選手を大事にしなければならないと思う」と、プレー時間を管理する目的でベンチスタートとなっていたと指摘している。 同じくクラブOBのウォーレン・アスピノール氏は、「出場時間を適切に管理しているためであり、(チームとしても)そうしなければいけない。なぜなら、三笘はブライトンのサイドの選手の中で最高の選手だからだ。同じポジションには4人の選手がいるものの、彼はその中でトップだ」と、チームの中で三笘の立ち位置と重要性は変わっていないこと、ベストなパフォーマンスを引き出すためにも出場時間を管理することが重要であると強調していた。 また、「三笘のプレーを見たが、彼のタッチなど全てのことが本当に良かった。スピードを生かして相手のサイドバックをうまく追い込むことに成功していたが、最後の局面でのパスは時々イライラさせられた」と、ブレントフォード戦でのパフォーマンスを振り返っている。 一方で、地元メディア『TheArgus』によると、「少し疲労が感じられたものの彼は素晴らしい選手だ。チームの最高の選手の一人である。すぐに先発としてピッチに戻ってくると確信している」と、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督が、やはり疲労の影響で三笘をベンチスタートにしたと言及していた。
フットボールチャンネル編集部