【久慈暁子のアメリカライフ】掃除、家電、水やり……日本とアメリカの暮らしはこんなに違う!
Arizonaの植物がいつも青々としている理由は……
日本との違い、2つめは植物の水やり。 Arizonaはサボテンで有名な砂漠地帯ですが、街路樹がイキイキとしていて、花々も色とりどり1年中楽しませてくれます。
「水やりはどうしているのかな?」と、以前から不思議だなぁと思っていたんですが、街路樹の根元をよーく見ると、細くて黒いノズルが出ていたんです。雨が少ないArizonaでは決まった時間になると自動的に水が与えられているんだそう。
私の家の木も例外ではなく、水やりをしなくてもいつでも緑が青々としています。
安全のための設備にも違いが
3つめは火災報知器。 火災報知器の性能が高いというか敏感で、マンションなどに住んでいる場合は、他のお宅のちょっとした煙でも全館すぐに音が鳴ります。夜中であろうとも消防車が来ない限り音が鳴り続けます。 一度警報の音ではない虫が鳴くような音が鳴っていたのでなんだろうと思い検索をかけてみると、充電切れとのこと。日本では経験のなかったことの連続ばかりです。
乾燥機にかけた服がまさか……
4つめは洗濯機と乾燥機。 大体のお宅では洗濯機と乾燥機はセットです。洗濯物を干すという時間がほとんどなくなったのはとても嬉しい!!のですが、アメリカの乾燥機は気をつけないとかなり高温なので、Lサイズで買った服がまさかのSサイズくらいまで縮んでしまうこともあります。 そのため大切な洋服は乾燥機にかけず、室内干しにするようにしています。
あとはドライヤーシートという商品にも最初驚きました。この紙、乾燥機に一枚入れるだけでふんわり、いい香りが長続きします。
そして5つめ。照明がそもそも少ない。 アメリカの家は照明が日本より少なく、暗い部屋が多い気がします。 リラックスするための間接照明が多いということもありますが、瞳の色の違いから欧米人のほうが光を眩しく感じるという理由もあるようです。 私も瞳の色が薄く日差しに弱いのですが、日本人でもそういう方が結構いるかもしれませんね。こちらでサングラスをよくかけているのはファッションではなく、光が眩しすぎてサングラスがないと目を開けられない人が多いからなんです。サングラスは目の保護として必需品なんですね。