グルメで能登支援!辻口博啓さんスイーツ炊き出し、チャリティレストラン…金沢・白山・東京の支援レポート
【白山】お菓子とともに、生家のある地元を支える 辻口博啓(ひろのぶ)さん(「モンサンクレール」オーナーシェフ)
地震で大きな被害を受けた七尾市は、辻口さんの故郷でもあります。発災翌日から2月末まで、辻口さんは「モンサンクレール」のウェブサイトで募金を開始。集まった義援金3,000万円は4月上旬ごろには石川県に届けられます。また、名誉教授を務める国際調理専門学校(白山市)の図書館を支援物資の荷受け場所にし、物資運搬や炊き出しなどの支援活動も続けています。
2024年2月のある日、辻口さんは1.5次避難所になっている「いしかわ総合スポーツセンター」を訪れました。「被災した方たちに、甘いものでほっとしてもらいたい」と、「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」のいちごのロールケーキと「YUKIZURI」を300個ずつ、スタッフや教え子の学生たちと一緒に手渡し。被災者だけではなく、現地で働くボランティアや医療従事者にも「ありがとうございます」と声を掛けつつ配りました。「お菓子の力を感じます。無理なく、継続して支援を続けていきたい」。笑顔になる人たちの顔を見て辻口さんはそう言って、次の避難所に向かいました。 学校法人 国際ビジネス学院 事務局 tel.076-275-6873 担当/清川 ※辻口さんの支援活動の問い合わせ先(支援物資の窓口)。 ※義援金の受け付けはすでに終了しています。
【東京】有名レストランのシェフたちによるチャリティ実施 被災地支援団体 あおぞらん
東日本大震災を機に立ち上がった「あおぞらん」は、災害時に被災地に赴いて飲食と物資を提供したり、イベントを通じた売り上げを寄付するといった活動を行うNPO団体です。全国のシェフとのネットワークをもち、災害時、定期的に「チャリティ・カレーイベント」を実施し、その売り上げを寄付しています。 今回、2月に実施されたチャリティカレー企画には、東京では京橋「シェ・イノ」(能登産牛のビーフカレー)、麻布十番「一平飯店」(能登産鶏の香港式チキンカレー)、南麻布「茶禅華」(担担カレー)、大阪では本町「ラ・シーム」(能登産鰤の魚介カレー)と豪華なラインアップの店舗が賛同。通常店では食べることができない特別なカレー(3,000円)を各店が100食販売、売り上げは全額「北陸チャリティーレストラン」に寄付されます。この企画は今後も開催される予定です。 【被災地支援団体 あおぞらん】 ※活動状況はフェイスブック(https://www.facebook.com/aoSORAnt)にて。