超党派の自転車議員連盟総会が開催、新会長に橋本聖子が就任
超党派の自転車議員連盟総会が開催、新会長に橋本聖子が就任
12月13日、超党派の国会議員連盟「自転車活用推進議員連盟(以下略、自転車議連)が衆議院第一議員会館地下1階大会議室にて、超党派自転車活用推進議員連盟の総会を開催し、橋本聖子参議院議員が新たに会長に選出された。
超党派の自転車活用推進議員連盟
自転車議連は1999年設立、超党派議員連盟として活動し「自転車活用推進法(議員立法)」を全党一致で成立させるなど、自転車利用環境の改善に寄与してきた。今回、橋本聖子参議院議員が新会長に選出され、二階俊博前会長から引き継ぐ形となった。また、会長代理には岩屋毅衆議院議員(自民)、赤羽一嘉衆議院議員(公明)、泉 健太衆議院議員(立憲)、玉木 雄一郎衆議院議員(国民)が名前を連ねた。 会長に就任した橋本聖子議員からは「いまでも200㎞走れる現役の自転車レーサーが会長を務めるのは、おそらく初めてのことではないかと思います。観光産業や健康産業、そして環境まですべての産業にわたって構築できるのは自転車が裾野の広いスポーツだからこそと言えます。子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツ、そして海外からのお客様にも親しんでもらえるような自転車の道路整備など、 発展に向けてまだまだしなければいけないことがあります」といった旨の決意表明があった。
2027年のVelo-city愛媛県誘致に向けた取り組み
また、国土交通省からは2024年にベルギー・ヘントで開催された「Velo-city」の視察報告や自転車施策の最新の動向、愛媛県からは2027年に「Velo-city」誘致を進めている愛媛県の取り組み、さらに警察庁からは令和6年道路交通法改正についての報告がなされたほか、自転車関連団体からの発言などがあった。
議員からは自転車の走行環境にまつわる活発な質疑も
出席議員からは各省庁への質問、さらに意見が述べられた。普段自転車に乗っている議員も多く、自転車の道路環境に関する質疑をはじめ、輪行ルールの緩和、サイクルトレインやマウンテンバイクやグラベルバイクの活用推進などの意見が述べられた。 写真、文:BicycleClub
Bicycle Club編集部