柳楽優弥“洸人”と坂東龍汰“美路人”、佐藤大空“ライオン”のために奮闘する姿に「グッときた」の声<ライオンの隠れ家>
柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第4話が11月1日に放送。洸人(柳楽)と美路人(坂東龍汰)とライオン(佐藤大空)の関係が深まっていく様子にX(旧Twitter)では「グッときた」「泣ける」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】父親のようにライオン(佐藤大空)を抱きしめる洸人(柳楽優弥) ■平穏に暮らす兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス 同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。 完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。 柳楽、坂東、佐藤の他、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理ら個性豊かなキャストが出演している。 ■過度なストレスで高熱を出すライオン 山梨で女性の遺体が発見された。遺体が行方不明となっている橘愛生(尾野真千子)の可能性があるというニュースを見てしまったライオンは、ショックから高熱を出してしまう。突然の事態に慌てながら、仕事を休んで小児科に連れて行く洸人は、問診票を前にライオンの年齢など何も知らないことに改めて気付かされる。 病院ではストレスによる体調不良と診断され、慣れない子どもの看病に四苦八苦する洸人。そんな中、美路人はニュースやライオンの様子からライオンが母の死に直面したと気付き、元気づけようと気遣っていた。 ■橘愛生の写真を見て涙を流すライオン その日の夜、ふとしたことからライオンが最近誕生日を迎えていたことを知った洸人と美路人。二人は「こんな状況だからこそ、誕生日くらい笑って迎えてほしい」とライオンのためにサプライズで、美央(齋藤)や寅吉(でんでん)、貞本(岡崎)も呼びライオンの誕生日会を企画する。 美路人は誕生日の花束を用意し、洸人は装飾を、誕生日ケーキは寅吉が準備していた。二人が企画したサプライズに驚きつつも笑顔を見せるライオン。家族として、ライオンの6歳の誕生日を祝福することができたのだった。 誕生日会が無事終わった夜、姉の誕生日会のことを思い返していた洸人はアルバムを見ていた。起きてきたライオンと一緒にアルバムを見ていると、最後のページに1枚の写真を見つける。そこには洸人と美路人の母と写る、ライオンの母の姿があった。写真を見て「ママ…」「なんで死んじゃったの?」とポロポロと涙を流すライオン。洸人は静かにライオンを抱きしめるのだった。 ■ライオンの母・橘愛生が「生きているかもしれない」 一方、山梨の事件を追っていた記者の楓(桜井)は、刑事の高田(柿澤)に近づき捜査の進捗を探っていた。そこで、遺体のDNA鑑定の結果、愛生ではなかったという新事実が明らかになる。さらに愛生を新宿で見たという目撃者も存在し、愛生が生きている可能性が出てきていた。 楓から連絡を受けて事実を知った洸人は、ライオンにも伝え「生きているかもしれない」と話す。それを聞いたとたん、打って変わったように元気を取り戻すライオン。一方の洸人も安心からか、一筋の涙が頬を伝っていた。 ラストでは、愛生が雑居ビルでタバコを吸うシーンで幕を閉じた第4話。事件の新たな展開や3人の家族になっていく様子に視聴者からは「びしょびしょに泣いた」「みっくんがライオンのためにお花を買ってきたシーンとかグッときた」「みっくんの優しさ、泣ける」「毎度涙こらえてみてる」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部