NY株反落、333ドル安 米長期金利上昇を警戒
【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比333.59ドル安の4万2992.21ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇して投資家心理を冷やしたことで、売り注文が膨らんだ。前日終値からの下げ幅は一時550ドルを超え、ほぼ全面安の展開となった。 前日までの5営業日続伸などを背景に、利益確定の売りが出たことも、相場の重荷となった。 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、298.33ポイント安の1万9722.03。 個別銘柄では、半導体のエヌビディア、ITのマイクロソフトの下落が目立った。航空宇宙機器のボーイングは買われた。