世界のトッププロが習志野に集結 ! 今週開幕の「ZOZOチャンピオンシップ」過去5大会を振り返る
日本で行われる唯一のPGAツアー、ZOZOチャンピオンシップが今週、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで開幕。2019年の第1回以来、日本では今年で5回目の開催となるが、毎年世界のトップ選手が来日。今年はどんなドラマが生まれるのか⁉ 「週刊ゴルフダイジェスト」11月5日号では、過去大会の振り返りと注目選手を紹介している。「みんなのゴルフダイジェスト」ではその一部をピックアップした。
【2018年】PGAツアーの新規大会発表ZOZOが冠スポンサーに
大手ファッション通販サイト「ZOZO TOWN」を運営する「株式会社ZOZO」がPGAツアーの大会タイトルスポンサー契約を締結し、その名を冠した新規大会を翌年からスタートすることを発表。日本でPGAツアーが初めて開催されることになった。契約期間は6年間。記者会見にはJGTO会長(当時)の青木功や松山英樹、ZOZOの社長(当時)前澤友作氏のほかPGAツアーのバイスプレジデントも出席。賞金総額975万ドルのビッグトーナメント開催に国内外で話題に。
【2019年】松山英樹、一歩及ばず。タイガーがマスターズに続き歴代最多タイ82勝目
その年のマスターズで11年ぶりのメジャー優勝を果たしたタイガー・ウッズやローリー・マキロイなどPGAツアーのトップ選手が来日し、4日間で4万3777人もの観客が来場。タイガーが初日から首位を守り完全優勝を達成。1965年にサム・スニードが記録したPGAツアー最多勝利数に並んだ。3日目を終えて、タイガーに3打差の2位につけていた松山英樹は、その差を縮めることはできず3打差の単独2位。マキロイが3位タイに入った。
【2020年】コロナにより日本開催断念。米国で行われた無観客試合はパトリック・カントレーが制す
コロナ禍により日本での開催を断念。会場を米国カリフォルニア州・シャーウッドCCに移して無観客で開催。コロナ感染によりアダム・スコットやダスティン・ジョンソンなど選手の欠場が相次ぐなか、3日目を終え首位はジャスティン・トーマス、1打差の2位にジョン・ラーム。しかし、最終日にスコアを伸ばせない2人に対して、トップと3打差から出たパトリック・カントレーが9バーディ、2ボギーの7アンダーで逆転勝利を挙げた。