モー娘。初期メンバーのはずだった!?R-1新王者・街裏ぴんくが芸風を確立するまで
石川啄木ら偉人たちが集まるプール⁉ モーニング娘。の初期メンバーとしてデビューする予定だった⁉ 今年の「R-1グランプリ」を“ファンタジー漫談”で大いに沸かせ、22代目王者となった街裏ぴんくさん。芸歴20年、悲願のR-1優勝までの道のりとは…優勝から3日後、寝る間もないほど多忙なぴんくさんにお話をうかがいました。 【動画】「R-1より気合い入れてます!」街裏ぴんく、新たな賞レースに挑む
R-1には夢がある
――「R-1グランプリ」優勝おめでとうございます! 優勝直後に「R-1には夢がある!」とおっしゃっていましたが、あれから3日経ちましたが、やはり夢はありましたか? 「優勝させてもらう前とは桁違いのお仕事をいただいていますね。この3日間は、移動中しか寝てない状態で。これまではめっちゃ寝てたんですけどね(笑)。こういう生活になって、“眠たけりゃ眠たいほど嬉しい”という感覚を初めて味わってます。気持ちいいですね」 ――賞レースで優勝すると、直後からマネージャーさんの電話が鳴り止まなくなると聞きますが、実際そうでしたか? 「いや、鳴り止んでますね(笑)。R-1終わりもマネージャーとずっとしゃべってました。オファーがないのかちょっと心配になって『大丈夫ですか?』って聞いたら、『今はメールの時代なんで!』と言ってて。それはそれで、“その場で(メールを)返せよ。なんで一回溜めて俺としゃべってんねん”と思いました」 ――ぴんくさんの発言がすぐにネットニュースになったりしていましたが、注目度が高いとプラス面とマイナス面が出て来ますよね。 「そうですね。発言に責任を持たないといけないのと、あとは切り取られ方とかもあるから、気をつけなあかんと思いましたね。ネットでR-1の反応を見たら、『なにがおもろいねん』『ただわめいてるだけ』っていう意見が結構あって。今日の生放送の番組で円広志さんとか松本伊代さんとか渋谷凪咲さんの前で漫談やったんですけど、R-1と同じモーニング娘。のネタを、円さんたちを巻き込みながらまた違った感じでやったら、めっちゃウケたんですよ。賞レースはわめく方がいいと判断してああいう感じでやったけど、こういう落ち着いた感じでやったら(本来のネタ自体がわかって)おもろいやろ、というニュアンスからの発言が違った感じで切り取られてしまって。怖いなと思いましたね」