有田焼のイヤリングも販売 秋の有田陶磁器まつり 窯元や商社など約190店が参加【佐賀県】
サガテレビ
焼き物のまち・有田町では20日から毎年恒例の「秋の有田陶磁器まつり」が開かれています。 【福岡県から】 「安くかわいい陶器が買えればなと思って来た」 有田町で20日から始まった、「秋の有田陶磁器まつり」。晩秋の有田のまちをゆっくりと散策しながら、商品を手に取ったり作家と話したりすることで、焼き物の魅力を感じてもらおうと毎年開かれています。 今年は窯元や商社など約190店が参加。 こちらの店では秋篠宮家の次女・佳子さまが10月、国スポのご観戦などで来県した際に着用された有田焼のイヤリングの販売も。 会場は県内外から多くの焼き物ファンが訪れ、心惹かれる品を探し、買い物を楽しんでいました。 【鹿児島県から】 「良いのが見つかった、蓋付きの茶碗があった、めずらしいからと買った」 「(秋は)一つ一つの店をゆっくり見られる感じがする。春は暑いので犬と一緒に来られないが、秋なのでわんちゃんと一緒に来られてよかった」 【いぬ】 Q有田陶磁器まつりどうですか?「ワン!ワン!」 一方、会場には焼き物のまち・有田ならではのこんなスイーツも…。 【リポート・長島百花】 「蓋付き茶碗を模したこちらの最中は、有田の陶磁器デザイナーがデザインしたということです」 この「ちゃわん最中」は元々は地元の菓子店「春陽堂」の商品で有田で愛されてきた名菓でしたが、20数年前の閉店とともに終了。 しかし、まちづくりに取り組む団体「灯す屋」が4年前に復活させ、有田を象徴するグルメとして販売しています。 さらに「ちゃわん最中」をきっかけに有田焼に興味を持ってもらおうと、去年から最中と同じサイズの豆茶碗が商品化されました。 絵柄は12種類。地元の窯元や作家などが絵付けを手掛けていて、今年は3つのデザインが新たに追加されています。 【灯す屋 上野菜穂子事務局長】 「有田は有田焼のまちということなので、豆茶碗という同じ型を使っていろいろな作家や窯元とコラボレーションして商品をつくることで、うちを入口として有田焼をもっと知っていただきたい」 秋の有田陶磁器まつりは24日まで開かれていて、期間中約16万人の来場を目指しているということです。
サガテレビ