神戸、主将・山口の痛恨OG響き1年半ぶりの連敗…“鬼門”ホーム東京V戦は11戦未勝利に
◆明治安田J1リーグ▽第16節 東京V1―0神戸(26日・ノエビアスタジアム神戸) 神戸はホームで東京Vに0―1で敗れ、2022年の第33、最終節に記録して以来約1年半ぶりの連敗。リーグ初制覇した昨季から敗戦の次節は8戦全勝だったが、今回はリバウンドメンタリティーを発揮することはできなかった。 試合は前半から神戸が押し込む展開。何度も相手ゴール前まで侵入しながら1点が遠く、後半9分には元日本代表FW大迫勇也のクロスをMF広瀬陸斗が押し込み先制点かと思われたが、ハンドの判定により得点は認められなかった。 均衡を破ったのは耐え続けた東京Vだった。後半20分、右サイドに展開すると中央に鋭くクロス。元同代表MF山口蛍がクリアしきれなかったボールは自陣ゴールのネットを揺らした。 待望の1点を得て、さらに守りを固める東京Vに対して神戸は攻勢を強めるが、相手の粘り強い守備を打ち破ることはできず無得点で試合終了。本拠地での東京V戦は、1997年の初対戦から11戦未勝利(3分け8敗)となった。
報知新聞社