体操界の「キング」内村航平さん、団体金を狙う後輩へ「着地が何よりも大事」「120%の力を」 パリ五輪まで1カ月
「僕は五輪と世界選手権合わせて個人総合で8回金メダルを取っているけど、団体総合の金メダルは2回。その回数の差が難しさを物語っていますよ、本当に。どうしていくべきか常に考え、他国のことも調べたりして、最終的に行きついたのは準備の大切さ。結局はどれだけチーム一丸となって準備をしたかということです」
――今の日本男子をどう見ているか
「最近の選手は結構仲はいいです。僕らの時は仲がいいというより、1人1人がプロフェッショナルでやっているみたいな感じがした。ただ、仲がいいだけでは勝てない。そこに信頼があるかが大事ですね」
――パリ五輪の代表選手に期待することは
「僕は結果ではないと思います。1人1人がちゃんと準備してきたものを120%出せる、出してほしい。そういう試合にしてほしいなと思います」