ガンバ大阪、注目の新戦力5人。大型補強でパワーアップ成功!? ポヤトス体制の命運を託す選手たち
FW:ウェルトン・フェリペ 生年月日:1997年8月6日(26歳) 前所属:PFCレフスキ・ソフィア(ブルガリア) 2023/24リーグ戦成績:16試合3得点4アシスト ウェルトン・フェリペはブルガリアの名門PFCレフスキ・ソフィアから加入してきたブラジル人FWだ。移籍情報サイト『transfermarkt』によると、ガンバ大阪が投じた移籍金は300万ユーロ(約4億2000万円)とされており、フェリペにかける期待の大きさがうかがえる。 フェリペはブラジルでプロキャリアをスタートさせ、2022年1月に活躍の地をブルガリアに移した。フェリペは両利きのWGで、前所属クラブでは主に左サイドでプレーしていた。ブラジル人らしい優れたドリブルテクニックを武器に相手陣内にカットインしてチャンスを創出することを得意としている。また、スピードを活かした縦への突破も魅力だ。2023/24シーズンはリーグ戦16試合出場3得点4アシストを記録している。 昨季のガンバ大阪はゴールの欠乏にも悩まされ、シーズンを通してあげた得点は38であった。これは昨シーズンのリーグワースト5位の数字である。攻撃の立て直し、再編が求められる中で、助っ人のフェリペが初挑戦となるJリーグにいち早く適応することをファンも期待していることだろう。
DF:中谷進之介(背番号20) 生年月日:1996年3月24日(27歳) 前所属:名古屋グランパス 2023リーグ戦成績:33試合1得点2アシスト ガンバ大阪は昨シーズンにリーグワーストタイとなる61失点を喫しており、守備の立て直しが急務であった。そのような状況で名古屋グランパスから獲得したのが、日本代表としてもプレーした経験を持つDF中谷進之介だ。 柏レイソルの下部組織出身の中谷は2018年7月に柏から名古屋に移籍し、加入直後から定位置を掴んだ。昨シーズンも中谷は副キャプテンに任命されて名古屋の中心選手としてプレーしており、リーグ戦は最終節を除く全試合に出場し、3バックのセンターとしてチームの守備を統率していた。 高いカバーリング能力、対人能力を持った中谷は守備面での活躍もさることながら、足元の技術にも優れておりビルドアップでもチームに貢献できるJリーグトップレベルのセンターバックである。また、名古屋在籍中の2019から2023シーズンの間はリーグ戦で欠場した試合が3試合のみと稼働率の高さも特徴の選手だ。 ガンバに新加入の中谷であるが、早速副キャプテンに任命され、サンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチではゲームキャプテンとしてプレーしていた。ガンバでも中心選手となることが予想され、チーム立て直しのキーマンとなるだろう。