【MLB】レンジャーズ・シーガーがヘルニア手術 今季の残り試合を欠場へ クリス・ヤングGMが発表
日本時間9月13日、レンジャーズのクリス・ヤングGMはコリー・シーガーがスポーツヘルニアの手術を受け、今季の残り試合を欠場する予定であることを明らかにした。シーガーは右股関節の違和感により9月上旬に故障者リスト入り。日本時間9月3日のヤンキース戦でマルチ安打を記録したのを最後に、試合には出場していない。数週間にわたって股関節付近の問題を抱えていたことを明かしていたが、手術を受けることを決断したようだ。ヤングGMによると、シーガーの手術は日本時間9月14日に行われる予定だという。 【動画】レンジャーズのコリー・シーガーが通算200本塁打を達成する 現在30歳のシーガーは今季ここまで123試合に出場して打率.278、30本塁打、74打点、OPS.865を記録。MVP投票2位となった昨季ほどではないものの、強打の遊撃手として3年連続のシーズン30本塁打を達成し、今季30本目のアーチで通算200本塁打も達成した。左打ちの遊撃手が通算200本塁打を達成するのは史上初である。 シーガーがスポーツヘルニアの手術を受けるのは今年2回目であり、1月には左側のスポーツヘルニアの手術を受けた。ヤングGMによると、今回は右側のスポーツヘルニアの手術が予定されているという。故障者リスト入りした際に「フィールドに戻ってプレーしたい。今季もう1度プレーできることを望んでいる」と話していたシーガーだが、レギュラーシーズンの終了を待たずに今季のプレーを終えることになった。 早期の手術に踏み切ったのは、オフシーズンのトレーニングを妨げたくないという思惑があるとみられる。シーガーは今年1月にスポーツヘルニアの手術を受けたため、スプリング・トレーニングでは最後の3試合しかプレーできなかった。「2年連続でオフシーズンのトレーニングができないのは避けたい。今季は万全の状態が整わないまま開幕を迎えてしまった。来季は万全の状態で開幕を迎えたいんだ」とシーガー。なお、今回の手術は来年のスプリング・トレーニングには影響を与えない見込みだ。