『スター・ウォーズ:アコライト』シーズン2以降はダース・プレイガスがもっと登場する予定だったと出演者が語る
『スター・ウォーズ:アコライト』シーズン2以降はダース・プレイガスがもっと登場する予定だったと出演者が語る
Disney+のドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』でカイミール役を演じたマニー・ジャシントが、同作のシーズン2以降では、ダース・プレイガスがもっと大きな役割を果たすことになっていたと明かした。しかしジャシントは、「僕たちは戻ってくる可能性がある」として、あまり多くを語ることはなかった。 「スター・ウォーズ:アコライト」画像・動画ギャラリー Colliderがホストを務めた「San Francisco FanExpo」のパネルで、ジャシントはあまり期待をあおらないように注意しつつも、シーズン1で打ち切りとなった『スター・ウォーズ:アコライト』のファンに向けて、いくらかの希望を与えてくれた。ダース・プレイガスは、長い間待ち望まれてきた「スター・ウォーズ」の正史作品への登場を同作の中で果たしており、ファンからは、ジャシントが演じたカイミールとプレイガスとのつながりについての質問も投げかけられた。 「ああ、それはなかなか難しい質問ですね。彼らはつながっていませんよ。絶対にないです」とジャシントは答えた。「それにはなんて答えたらいいだろう? 今何時かな?(笑) 彼は誰なのかといったことについて、いろいろな説があるのは間違いありません。僕たちは彼の本当のアイデンティティを実際にまったく知りませんから。カイミールの名前は本当にカイミールなのか、ということも」 「僕たちは絶対にそのことを掘り下げていきたいと思っていました。シーズン2で、そうでなかったら、シーズン3でプレイガスについてもっと描かれていたのは間違いないのですが、言えません。だって、ほら、僕たちは戻ってくる可能性がありますから。ネタバレはいっさいしたくないですし、誰かに間違った希望を与えたくもありません。でも、もっと探求することがたくさんあった、それは確実に言えます」 『スター・ウォーズ:アコライト』でこの部分が未完となってしまったことについては、多くのファンが残念に思っている。もちろん、同作の出演者たちも打ち切りを嘆いていた。クリエイターのレスリー・ヘッドランドはシーズン1の配信開始前からシーズン2について考えていたとしており、ソル役を演じたイ・ジョンジェは、シーズン2がないことに「かなり驚いた」と言っていた。 一方、オーシャ/メイ役を演じたアマンドラ・ステンバーグのように、打ち切り自体にはショックを受けなかったというキャストもいる。ステンバーグは当時、「正直なところ、私にとってはそれほど大きなショックではありませんでした。もちろん、私は自分自身の現実のなかにいました。でも、知らない人もいるかもしれませんが、シリーズが発表されたときから私たちは暴言の嵐に直面していました。まだコンセプトだけで、誰もそれを目にしたこともないときからです」と語っていた。 マザー・アニセヤを演じたジョディ・ターナー=スミスもこの問題を取り上げ、キャストがインターネット上で多くの人種差別的な誹謗中傷に直面したことについて、ディズニーの対応が十分ではなかった訴えていた。「インターネット上でキャストが人種差別やひどい攻撃を大量に受けているとき、彼らは何も言わない。彼らはこういったことを止めなければなりません」とターナー=スミスは言っている。 ジャシントは『スター・ウォーズ:アコライト』シーズン2の制作に今も熱意を持ち続けており、打ち切りから間もない時期に、シーズン2を制作することは人生の目標だと言っていた。 『スター・ウォーズ:アコライト』はIGN USのレビューでは10点満点中6のスコア。「『アコライト』はこれまでに観てきた『スター・ウォーズ』よりも前の時代へと視聴者をいざなってくれるが、その結果はまちまちだ。ぎこちないセリフと規模の小ささのために、『スター・ウォーズ』シリーズに特徴的な宇宙のマジックは一部失われている。しかし、古風なジェダイたちの活躍を見るのはわくわくするものがある」と評している。 Image credit: Star Wars.com.
Ryan Dinsdale