名古屋パルコ脇に期間限定「キオスク」GW休憩場所に人気
栄の街に溶け込むKIOSKを
カクオウザンラーダーはハンバーガー店としても人気を集めるが、元々「チキンオーバーライス」など現地の屋台の人気メニューなどを出すニューヨークダイナーがテーマ。今回のKIOSK実現にあたっては原点を見つめ直すため、昨年9月にニューヨークへ2週間滞在して現地のKIOSKを回り、「名古屋・栄の街に溶け込む“今の気分”のKIOSK」を目指したという。 GWに入り、3月の新館「PARCO midi」オープンなどもあって賑わう名古屋パルコ界隈。好天も幸いしてか連日、多くの買い物客や街歩きを楽しむ人々が立ち寄り、ひと休みしている様子が見られる。 「キオスクって…ああ! よく映画で見かけるやつですよね。アメリでも出てきた覚えがあります!」と笑顔で盛り上がる20代男性や、「あれ?ハンバーガーは売ってないの…!?」と少々戸惑う常連客の姿も。 「栄のまちにはこういう“遊び”が似合いますね。栄に来るたびにドキドキと心が浮き立った学生時代を思い出します。こんなお店がいつもあったなら、街歩きの楽しみが増えそうです」と30代女性は目を細めた。 一方、15年前にニューヨークを旅行したことがあるという40代男性は、「海外でキオスクと言えば、おじさんが無表情で新聞を売っているイメージ。ちょっとオシャレすぎるのでは…? でもこのパン美味しいですね」と苦笑していた。 敷地内では、ヴィンテージ&アンティークショップ、花屋、ブックショップ、セレクト古着&小物ショップなど、日替わりで地元の注目店が、ガレージセールも展開中だ。「KIOSK」のそもそもの語源はトルコ語である「kioushk」で「あずまや=公園などにあり日陰を作る休憩所」の意だとか。そんな感覚でGW中にふらりと立ち寄ってみるのもいいかもしれない。出店期間は6日まで。 (編集プロダクション エディマート)