レアルのプレシーズンは「今日終えた」、アンチェロッティ監督がチームの完成度に言及…クロースは「もう過去」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がここまでのチーム作りについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 フランス代表FWキリアン・ムバッペが加わった一方、長年中盤を支えてきた元ドイツ代表MFトニ・クロースが現役を引退したマドリー。他にも数人選手が入れ替わり、ケガ人も多く出ているなか、ラ・リーガ第5節を終え、3勝2分けと無敗を維持している。 17日に行われる新フォーマットのチャンピオンズリーグ(CL)初戦、シュツットガルト戦に臨むアンチェロッティ監督はここまでの戦いぶりを回想。チームの完成はまだ先なことを認めつつ、遅れてチームに合流した選手たちは、ようやくプレシーズンを終えたようなものだと主張している。 「リーグ戦ではあと2ポイント取れていたはずだが、望んでいた位置にはいる。今シーズン最初のトロフィー(UEFAスーパーカップ)を獲得したが、問題を抱えることは予想できていた。何人かの選手たちは8月9日に戻ってきたからだ」 「選手の準備を整えるには5週間必要で、彼らは今日その期間を終えた。だからこの間は、我々にとってプレシーズンのようなものだった。順調に前に進んでいるが、向上しなければならない。昨シーズンのように戦いたい」 また、大舞台での戦いを前にクロースらとの別れにも言及。頼れる控えだったスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスやスペイン代表FWホセルの名前も出したが、チームのクオリティ自体は上がったと考えているようだ。 「我々はナチョとクロースという重要な選手を2人失った。ホセルもだ。彼らの代わりに世界最高の選手、あるいはそういった選手の1人が入った。私が思うに昨シーズンより良いチームになったと思う」 「(クロースのことは)もう過去のことだ。前を向いて進むしかない。彼に代わる選手はいないのだから。クロースがずっとそうしてきたように、彼らもとてもよくやってくれるだろうから、自分たちに何があるのかに目を向けなければならない」
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