木にしがみつくダブリンの猫「下りられるようになってから登ってちょうだい!」
タキシード柄はロンドンでよく見かけましたが、ダブリンにもステキなタキシードくんがいました。首にはブラックタイが結ばれています。 郊外にも足を伸ばしてみました。ヒューストン駅から電車で30分のところにキルデアという町があります。 見学できる競走馬の牧場です。生まれて間もない子馬を間近に見ることができました。 キルデアで出会った猫は、ふくよかでした。 白猫さん、オッドアイなのかな? と話しかけると、「そだよ」と、シッポをピンと上げてこちらを向いてくれました。
キルデアからダブリンへ戻って最初に出会った猫もタキシード柄でした。なぜか不自然な姿勢のまま大きくシッポを振っています。向こうに、仲のわるい猫の姿を見つけたのかもしれません。 暗い日影の中に黒い犬。気配を消していたので最初は気づきませんでした。名前はシャドウ。飼い主さんによると、黒い体が影のようだからではなく、「シャドウはね、いつも影のようにわたしにピッタリ寄り添っているからなのよ」。 シャドウがじっと見ていた先にはこの三毛猫がいました。どうやらシャドウは一緒に遊びたいようです。こんなに可愛いのだから、シャドウがそう思うのも無理はありません。 こちらの猫もステキな柄です。白い部分の少ない三毛ですね。町をパトロールしていて、「見かけない顔だわね」というように、こちらを一瞥しました。 ※ダブリンへの行き方 日本からの直行便はありません。羽田空港からドバイ空港(アラブ首長国連邦)で乗り換えれば、1回の乗り継ぎ、およそ20時間で到着できます。 ほかにも、ロンドン(イギリス)、パリ(フランス)、フランクフルト(ドイツ)経由などヨーロッパの主要都市で乗り継ぐことができますが、乗り継ぎ時間がとても長い場合があるので注意が必要です。空港からダブリン中心地までは約10キロメートルです。
新美 敬子