「冬らしい冬」に警戒を…中国地方3か月予報山陰地方で「平年並か多い」降雪量予想で大雪への備え万全に
山陰中央テレビ
19日に発表された中国地方の3か月予報。この冬の傾向について、山根気象予報士の解説です 18日から19日にかけての冷え込みは、山陰地方の上空1500メートル付近に今シーズン最も強い氷点下3℃前後の寒気が南下したためです。寒気は徐々に抜ける見込みですが、20日朝は19日以上に気温が下がり、鳥取県の日南では氷点下2℃と予想されているなど、山間部では厳しい冷え込みになる見込みです。 ただこのまま一気に冬にという季節の進み方ではなく、一定の気温の波を繰り返しながらゆっくりと冬に向かいそうです。 19日に発表された3か月予報によりますと、12月から2025年2月にかけて山陰地方では大雪に警戒が必要な予想になっています。これはラニーニャ現象が発生すると予想されているためで、気温は平年並みの見込みで、暖冬ではなく、冬らしい寒さになると予想されています。そして特に12月後半から1月にかけて降水量が多くなる傾向とともに、雪の降る量も平年並みか多いと予想されています。つまり今シーズンの傾向は冬らしい冬、大雪がキーワードになります。冬用タイヤの装着など、雪への備えを早めにお願いします。
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