「三笘薫の魔法をより多くの得点に変えたい」スタッツ寂しい三笘はマンC戦で輝けるか? ブライトン監督が求めた“修正”とは
イングランド・プレミアリーグの第11節、ブライトン対マンチェスター・シティの一戦が日本時間10日午前2時30分から行われる。両チームの戦術のぶつかり合いにも注目が集まるが、やはりブライトンの日本代表MF三笘薫の活躍も見逃せない。この試合での同選手への期待感について、現地メディア『The Argus』が9日に報じた。 【写真】ブライトン、最新年俸ランキング 同メディアは「マンチェスターの両クラブに対する勝利(注:第2節でマンチェスター・ユナイテッドに2-1で勝利済み)を目標に掲げるブライトンは、三笘薫の“魔法”をより多くの得点に変えたいと考えている」と切り出し、三笘への大きな信頼感を表明。と同時に、今季ここまですべてのリーグ戦に出場しながら1ゴール2アシストという、少し寂しげなスタッツに焦点を当てている。 またブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、「三笘はいくつもの素晴らしい動きを見せているが、正しい方法でプレーをやり遂げきれずにいる。ファーサイドで積極的に動き、ペナルティエリア付近で正確なシュートを放ち、確実にフィニッシュする、といったものだ」と、得点関与数の不足に関する個人の課題を指摘している。 さらに、「我々は彼を助けようとしている。より多くの選手がボックス内に入れば、得点の割合は必ず高くなるだろうから、このことについて重点的に取り組んでいるんだ。正しいボールタッチ、正しいシュート、正しいクロス、正しいポジションに立つこと。1ヤードのずれが違いを生み出すし、1秒のずれがミスを生み出す。こうした細かい部分に関して、我々は彼と協力し、助けようとしている。そして、試合でそれを実行するのは選手の責任だ」と、必要なものはささいなずれの修正だと語っている。果たして“魔法使い”三笘覚醒の日が訪れるだろうか。
フットボールチャンネル編集部