あなたの知らない“暗算の世界” 暗算王国・北海道!日本一29歳に暗算界期待の新星・高校生も
頭の中で瞬時に計算する「暗算」。 その計算スピードと正確さを競う大会で、北海道内の男性が相次いで日本一に輝きました。 【動画】あなたの知らない“暗算の世界”…北海道は「暗算王国」!日本一の29歳、期待の新星・高校生 驚異のスピードで難問に挑む暗算競技。 計算技術を鍛え抜いた日本一の技とは?
15歳以下の暗算日本一を決める大会。 「第1位、永井選手」 札幌の高校1年生が見事、優勝! 目にも止まらぬ速さの数字を瞬時に足す暗算ではー 道内の男性が日本一に! 計算の格闘技ともいわれる暗算の世界に迫ります。
一見すると、普通のサラリーマンのようですが… (吉岡記者)「きょうはよろしくお願いいたします。突然なんですけど、願いましては!7万8456+8万569は?」 (浅野貴弘さん)「15万9025!」 (吉岡記者)「このぐらいは楽勝ですか?」 (浅野貴弘さん)「この3倍くらいは暗算できます。14~5桁くらいまでなら」
暗算の日本一に輝いた浅野貴弘さん(29)です。 普段はどんな仕事をしているかというと… (浅野貴弘さん)「株とか債権、有価証券を売買する仕事をしています」
億単位のお金を動かす信用金庫の中でも責任の重い仕事。 利回りなど小数点以下の細かい数字も扱います。 そのため、同じ職場の上司や同僚は電卓が欠かせません。 (浅野さんの先輩 中川雅之さん)「使います。これがないと仕事できません」
でも浅野さんの机を見てみるとー どこにも電卓が見当たりません。 (浅野貴弘さん)「持っていないです。打ち間違えの方が心配で」 日本一の実力の持ち主とはいえ、電卓なしで間違えることはないのでしょうか。
(吉岡記者)「間違えていることは…」 (浅野さんの上司 川村貴光さん)「最初はそう思ったんですけど、彼の出してくる数字を彼のいないところで検証したことあるんですけど、ちゃんと合っていますので信頼しています」