<鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎>累計動員200万人突破 興収29億円 R15+指定“真生版”が好スタート “ある秘密”隠された来場者特典も
故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテークし、再ダビングした“真生版”が10月4日に公開され、3日間で観客動員数が約9万7700人、興行収入が約1億5600万円を記録し、好スタートを切った。2023年11月に公開され、観客動員数が約195万人、興行収入が約27億9000万円を記録した「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の記録を含めると、観客動員数が200万人、興行収入が29億円を突破した。 【写真特集】「ゲ謎」衝撃の“真生版” 鬼太郎の父と水木のバディー感あふれる新カット! 一挙解禁
第2弾来場者特典として、キャラクターデザインを務める谷田部透湖さんが描き下ろした豪華版ブルーレイディスクのインナービジュアルを使用したトレーディングカードが10月11日からプレゼントされることも発表された。カードの裏面にはもらった人にしか分からない“ある秘密”が隠されているという。
“真生版”は「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」となり、リテークカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれている。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はPG12(12歳未満の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)指定だったが、真生版はR15+(15歳未満は観覧禁止)指定となる。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月17日に公開され、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。