センバツ21世紀枠 名古屋たちばな選出 県推薦校 /愛知
愛知県高校野球連盟は5日、来春行われる第97回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」の愛知県推薦校に、名古屋たちばなを選出した。同校の選出は、校名変更前の愛産大工で推薦された第84回大会以来2回目。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 今秋の県大会では準決勝で、優勝校の至学館に敗れたものの、3位決定戦で名城大付に逆転勝利。初出場した東海大会では中京(岐阜)に1-4で敗れたが、ここ数年は強豪校相手に互角の戦いを繰り広げていることなどが評価された。 同校の練習グラウンドは河川敷に位置し、多発する集中豪雨で毎年のようにグラウンドが浸水、水没する被害に見舞われている。県高野連は、周囲の協力を受けながら早期復旧に努め、継続して実力あるチーム作りを続けていることも推薦理由に挙げた。 今後は、東海地区各県の推薦校から1校に絞られ、12月13日に日本高野連から発表される。さらに来年1月の選考委員会で、全国9地区の候補校から21世紀枠出場校大会として2校が選出される。【斎川瞳】