7月18日、東京・後楽園ホールで3度目防衛戦に臨む日本スーパーフライ級王者高山涼深（左）と挑戦者の同級15位青山功

　プロボクシング日本ダブル王座戦が7月18日、東京・後楽園ホールで開催される大橋ジム興行フェニックスバトルで開催される。日本スーパーフライ級王者高山涼深（27＝ワタナベ）が同級15位青山功（35＝セレス）との3度目防衛戦、日本バンタム級王者富施郁哉（25＝ワタナベ）が指名挑戦者となる同級1位増田陸（26＝帝拳）との初防衛戦に臨むことが15日、発表された。同日、都内でカード発表会見が行われた。 　日本スーパーフライ級王者高山は3度目防衛戦に向けて「メインにふさわしい試合で会場を盛り上げたい」と自信たっぷり。拳を交える挑戦者の青山は「全力で練習し、王者からベルトを奪いたい」と決意表明した。また初防衛戦となる日本バンタム級王者富施にとって昨年5月に7回TKO負けを喫した増田との再戦を迎える。富施は「増田選手とは1度戦い、めちゃくちゃ強いのはわかっている。リベンジできるように頑張りたい。秘密の特訓をしている」と雪辱に燃える。一方の指名挑戦者の増田は「1度、日本王座で負けているので（相手は違うが）リベンジの気持ちを持って戦う」と静かに燃えていた。 　同興行では日本ユース・バンタム級王座決定戦として平井乃智（22＝石田）－金城隼平（23＝RE：BOOT）戦が組まれ、アジア最強ライト級トーナメント準決勝2戦も決定。アマ10冠となる日本同級6位今永虎雅（24＝大橋）がマービン・エスクエルド（28＝フィリピン）、日本同級14位斎藤陽二（28＝角海老宝石）がWBCアジア・シルバー（日本未公認）同級王者ウー・ハンユン（中国）とそれぞれ対戦する。