野村弘樹氏「いい形で追い込んでいたので…」巨人・高梨、筒香に痛恨の適時打
CSファイナルステージ第1戦 ● 巨人 0 - 2 DeNA ○ <10月16日 東京ドーム> 16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズセ ファイナルステージ第1戦 巨人-DeNA』で解説を務めた野村弘樹氏が、巨人・高梨雄平がDeNAの筒香嘉智に適時打を浴びた場面について言及した。 高梨は0-1の7回一死一、三塁の場面で、先発・戸郷翔征の後を受けて登板。代打・筒香嘉智に対し、1ボール2ストライクと追い込んだ後、野村氏は「初球のインコースのストレートが効いていますね。初球を打ちに行ってどん詰まりでファウルになっているんですけど、そうなると今のスライダーも完全に力のスイングになっていますからね。ジャイアンツバッテリーはインコース、外でもどこでも投げられますからね」と解説。 続く4球目のスライダーが外れ2ボール2ストライクとなり、5球目のスライダーをレフト前に弾き返され、三塁走者の生還を許した。 野村氏は「ちょっと中に入りましたかね。低めにきているんですけど、筒香もある程度、目付けは外のスライダーというのがありますから、真ん中に入ってきたので、低めとはいえさばかれましたよね。筒香の打席を振り返ると、ストレート、ツーシーム系をインコースにいきましたけど、落ちるボールを使っていない。いい形に追い込んでいたので、もっと落ちるボールを使っても良かった」と指摘した。 ▼ 適時打を放ったDeNA・筒香嘉智の試合後の談話 「感触はヒットコースに飛んだなとすぐに分かりました。全て張ってたわけじゃないんですけど、2ストライクでしたので、いろんな球に対応できる形で待っていました。(打席での気持ち)選手みんなが作ってくれたチャンスですし、次の1点というのはすごく大事な点だとわかっていたことでしたので、ランナーを返すことだけでした」 (ニッポン放送ショウアップナイター)
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