『日本版ライドシェア』熊本でも運行開始 一般ドライバーがタクシー車両で乗客を運ぶ
KKT熊本県民テレビ
タクシーの運転手不足解消の一手として期待される「日本版ライドシェア」。熊本県内でも15日から、一般のドライバーが有料で乗客を運ぶ運行が始まりました。
熊本市で行われた日本版ライドシェアの出発式。移動手段が少ない地域を解消しようと、タクシー会社が運営し、一般のドライバーが有料で人を運ぶ仕組みです。15日から熊本市や益城町など5つの市と町で運行を始めるのは、タクシー会社3社の13台。研修を終えた一般のドライバーがタクシー会社の車両を運転する形が主流です。
■ドライバー代表 小林可奈さん 「全てのドライバーは交通ルールを守り、 乗客の皆様に安全で快適な移動を提供できるよう努めます」
利用できるのは金曜と土曜の午後4時から翌朝5時まで。さらに熊本市内の4社10台が年内に稼働する予定で、ほかにも参入の準備を進めるタクシー会社があるということです。 ■熊本市タクシー協会 小山剛司会長 「移動を求める方に対しては車の不足を補うという点、我々事業者にとっては新たな人材の掘り起こし、体験入社的な形にも使えるというところで期待している」