発がん性など指摘・化学物質「PFAS」岩倉市で検出 大村知事「原因調査必要ない」 水源の切り替えなどで対応 愛知県
中京テレビNEWS
発がん性など人体への影響が指摘されている化学物質「PFAS」が愛知県内でも検出されていることを受け、大村知事は、原因の特定が難しいため、調査は行わないと話しました。 愛知県岩倉市の岩倉団地水源では、今年、発がん性など人体への影響が指摘されている化学物質「PFAS」が1リットルあたり49ナノグラムと、国の暫定目標値に迫る数値で検出されました。 大村知事は3日の会見で、「対策がなされているため、PFASの原因の調査は必要ない」という見解を示しました。 愛知県 大村秀章知事: 「何が原因かと因果関係を調べるには膨大な時間と費用と手間が要る。それでも結果わからないということになると思う」 岩倉市は、原因は不明としていますが、県営水道から水を取り入れるための工事を今年度中に終える予定で、数値を低くすることを目指すとしています。