青森県知事が黒石と弘前を視察 大雪で市民生活に大きな支障
青森朝日放送
宮下知事は、大雪の状況を視察しました。青森県黒石市ぐみの木地区の住宅街を訪れた宮下知事は、住民に声をかけ、困っている現状を聞き取りしました。 【宮下知事と住民】 住民「買い物に行けないのさ」 住民「私は31日からきのうまで何も出てない」 宮下知事「皆もそうだけど、うちの前もそうだから困ってしまって」 住民「皆困っている」 宮下知事「排雪は今、市が頑張りますので、皆で頑張っていきましょう」 続いては、弘前市松原地区の県道土手町石川線へ。片側1車線の道路が雪で狭まり、車はすれ違いづらい状況に。雪の壁は歩道側に倒れる恐れがあるほど高く積み上がっています。これ以上、雪を積み上げると危険な状況にあることを確認していました。 【宮下知事】 「今回は12月・1月の上旬でこの状況ですから」 「ともかく前倒し前倒しで作業するように、直接国道・県道は指示していますし、それが難しい市町村には、応援を入れるということで考えています」 むつ市の県建設業協会下北支部の4トンダンプ6台が、黒石市に派遣されました。 【下北建設業協会 山内將邦会長】 「まず(雪の)状況を把握していただいて、事故の無いように、向こうの市町村の方とうまく連携して、支援をして頂ければと思っています」 派遣されたダンプカーは、午後には黒石市ぐみの木地区の住宅街に入り、早速ロータリー車がかき出した雪を積み込み、運び出していました。