STARTO社は2年連続カウコンなし ファンは紅白ちょい出演より配信歓迎…この流れが継続
STARTO ENTERTAINMENTが2年連続でカウントダウンコンサート(カウコン)を開催しないことを発表した。この流れは来年以降も続きそうだという。 カウコンは2022年末まで東京ドームで行われる、旧ジャニーズ事務所の大みそか恒例ライブだったが、昨年故ジャニー喜多川氏の一連の問題が明るみに出て開催が見送られた。今年の12月31日の東京ドームでは、Hey!Say!JUMPの単独の公演「Hey! Say! JUMP Special Live~JUMParty 2024―2025~」が行われる。 ある業界関係者の話。 「大みそかの東京ドームをギリギリまで空けて開催が検討されていました。ただ、STARTO社は各グループの意向を優先します。そこで判断をゆだねたところ開催を見送ることになりました」 その背景には、Snow Manが昨年行ったユーチューブ生配信の影響もあるだろう。最大同時接続数が133万3063に到達し、20年6月に手越祐也が記録した約132万人を上回る新記録を樹立したからだ。 ある音楽関係者は「Snow Manは今年も大みそかに配信ができるような会場を押さえていると言われています。他のグループもいろいろとバランスを取りながら、大みそかの算段をしているようです」。 この流れは来年以降も続きそうだという。 「NHKの紅白歌合戦に少しだけ露出するぐらいなら、配信でずっと見られた方がいいというファンは多い。それが有料配信でもウエルカムのようです。グループにとっても『1年の最後をファンのために』と考えれば、ライブ配信やSNSを使って独自のカウントダウンという流れは続いていくでしょうね」(同) 大みそかの風景も変わりつつあるようだ。
東スポWEB