来季こそ「1年投げる」 中日ドラゴンズ 一昨年のドラフト1位ルーキー仲地礼亜がハードワーク!
北谷町で行われているプロ野球・中日ドラゴンズの秋季キャンプで、読谷村出身の仲地礼亜投手が精力的に汗を流しています。 【写真を見る】初日からブルペン 150球超を投げ込んだ仲地 ■3年連続最下位からの巻き返しへー 2年ぶりに秋の北谷キャンプに臨んでいる中日ドラゴンズ。井上新監督の下、今後の活躍を誓う若手を中心に、22人の選手たちが汗を流しています。 ▽仲地礼亜投手 「昔からやってきている場所なので、自分にとっては本当にやりやすい」「しっかりアピールする場でもありますし、イチから鍛えにきたという感じ」 チーム唯一の沖縄出身選手、プロ2年目の仲地礼亜は、今年味わった悔しさをこのキャンプにぶつけています。 2022年のドラフト1位ルーキーだった仲地は、1年目からプロ初勝利をマーク。今季は開幕ローテーション入りを期待されていましたが、思うような活躍が出来ませんでした。 今季初登板となった5月のヤクルト戦では先発を任されるも、1回を打者3人で抑えたあと右足をけがして緊急降板。その後もケガが続き、1軍のマウンドに戻ることはできませんでした。 「本当に悔しい1年だったので、自分の身体のことを見直すきっかけにもなった」「本当に体を強化しないといけない。何をやるにも、しっかりたくさんやる。自分を追い込むと意識してやっています」 悔しさを糧に、地元での秋季キャンプでは初日から151球の熱投を見せるなど復調ぶりをアピール。 キャンプ最終クールに入った17日は、朝から厳しいトレーニングメニューを消化し、1年間プロの世界で投げ続けるための体力強化を図りました。 「来年は1年しっかり投げて、また自分が活躍している姿を見せられたらいいなと思っています」 来年こそ飛躍へー 仲地にとって来年は勝負の3年目。巻き返しを期すチームのキーマンに名乗りを上げています。
琉球放送