宮ケ瀬ダムの新たな土産に 「御堰印」製作、26日の放流イベントから販売
宮ケ瀬ダム周辺振興財団は、ダム来訪者向けの新たな土産物として、ダム周辺の風景の絵を印刷したカード「御堰印(ごせきいん)」を初めて製作した。26日夜に行われるナイト放流のイベント会場で発売し、27日以降は県立宮ケ瀬やまなみセンター(清川村宮ケ瀬)などで販売する。新たにダム周辺の絵を印刷した手拭いも売り出す。 【動画で見る】空から見た宮ケ瀬ダムと宮ケ瀬湖 「御堰印」は、神社仏閣などの「御朱印」や、全国の有名な城で販売されるようになった「御城印(ごじょういん)」のダム版。同財団によると、同ダム周辺には多くの観光客が訪れるものの、1人当たり消費額が少ない。少しでも消費額を増やそうと宮ケ瀬らしい土産物を考案した。川の水をせき止める意味の「堰」の字を使い「御堰印」と名付けた。 縦18・2センチ、横12・8センチのB6判の丈夫な和紙製で、1枚500円。昼間の風景を描いた通常版と、ライトアップをイメージしたナイト放流版がある。 手拭いは長さ90センチ、幅34センチ。同ダム周辺が描かれ1枚1200円。 27日以降は宮ケ瀬湖畔園地の県立宮ケ瀬やまなみセンター2階と、ダム右岸の「宮ケ瀬ダム水とエネルギー館」(愛川町半原)で販売する。
神奈川新聞社