【衆議院選挙・青森3区】前職・新人あわせて4人が争う 各選挙区の選挙戦を追う【衆議院議員総選挙2024】
衆院選、各選挙区の選挙戦をシリーズでお伝えします。今回は前職と新人あわせて4人の候補が争う「青森3区」です。 【写真を見る】【衆議院選挙・青森3区】前職・新人あわせて4人が争う 各選挙区の選挙戦を追う【衆議院議員総選挙2024】 3区に立候補したのは届け出順に、自民党の前職・木村次郎氏(56)、立憲民主党の新人・岡田華子氏(44)、無所属の新人・其田寿一氏(38)、日本維新の会の新人・長坂淳也氏(48)です。 ■自民党の前職・木村次郎氏(56) 自民党の前職・木村次郎氏。寸暇を惜しんで車を走らせ、支持を訴えています。 地域のすみずみまで足を運び、挨拶を重ねるいわゆる“どぶ板選挙”。同じく衆議院議員だった祖父・父・兄が貫いてきた木村家の選挙戦です。ただ、自身の政治資金問題で今回はこれまでにない逆風にさらされています。 自民・前 木村次郎 氏 「お金にまつわる問題信頼を損なってしまったこと改めてお詫びを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」 陣営への支援は手厚く、元衆議院議長の大島理森氏や小泉進次郎選挙対策委員長が応援に駆けつけました。自民党は青森3区を最重点地区に位置づけ、組織をフル稼働させて木村氏の3期目の当選をあと押しする構えです。 自民・前 木村次郎 氏 「地元の声を、木村次郎が地元の代弁者として与党の末席で国政に届けなくてはならない。有権者の皆様に自分の心を訴え、情けをいただく。そういうモードにきょうから入っていきます。助けてください。木村次郎、よろしくお願いいたします」 ■立憲民主党の新人・岡田華子氏(44) 立憲民主党の新人・岡田華子氏(44)。政治経験はなく、選挙初挑戦です。 立憲・新 岡田華子 氏 「全然農業所得は上がっていない。不安定なまま。若い人たちが農業にチャレンジしようなんて思う環境ではなくなっている。変えなきゃいけないのではないか」 岡田氏が出馬を決断したのは、2人の子どもを育てながら会社員として働き、女性への支援制度を充実させる必要性を痛感したことでした。選挙期間中も子供との触れ合いが活力です。 立憲・新 岡田華子 氏 「このままの日本、心配だから、子供のためというのが信念として持てるから、がんばれる」