ネスタ監督が激怒、モンツァのゴールが直前の接触プレイで無効に…… 「サッカーは接触スポーツだった」「昔の審判のスタイルに戻らなければならない」
モンツァは1点差で敗戦
モンツァのアレッサンドロ・ネスタ監督がミラン戦でのジャッジに不満をぶちまけた。 セリエA第11節ミラン戦に挑んだモンツァだったが、1-0で敗戦。前半はモンツァが試合を支配し、決定的なチャンスを何度も作ったものの得点を奪えなかった。 [動画]ミランvsモンツァ ハイライト その中の一つ、ダニー・モタがゴールネットを揺らしたプレイにネスタ監督は言及。このプレイは結果的に、モタがゴールネットを揺らす前にウォーレン・ボンドがテオ・エルナンデスと接触し、ファウルの判定になってしまっていた。 ネスタ監督は、この接触がファウルに該当しないとして、試合後のインタビューで怒りのコメントを残した。 「私の見解では、彼らはサッカーを台無しにしている。我々は昔の審判のスタイルに戻らなければならない。これはどういうファウルだ? アタランタ戦の後では、審判団はモンツァに謝罪したが、謝罪しても我々がポイントを失うことは止められないだろう」 「サッカーは昔はもっと単純で、接触スポーツだったが、今ではどんな小さな接触でもペナルティの対象となり、足の爪はオフサイドとなり、両手を背中の後ろで組んでチャレンジしなければペナルティになるかもしれない。審判はスポーツに適応しなければならないのであって、その逆ではないと私は信じている。ルールはスポーツに適応しなければならないのであって、その逆ではない」 サッカーに対する考えや、ルールへの解釈は各々異なるだけに、いつの時代も審判の判定については物議を醸してきた。 接戦においては一つのプレイが結果を左右してしまうだけに、モンツァからすれば痛い敗戦となってしまった。 ネスタ監督としてはチームのためを思って、矢面に立って抗議をしたのだろう。良い戦いを披露したモンツァの次戦に期待したいところだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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