「淡々とやりたい」ツアー未勝利の鈴木晃祐が首位浮上 石川遼は6打差10位
◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 2日目(6日)◇クラブ72CC(韓国)◇7204yd(パー72) 【画像】原英莉花 "モデル"のような1ショット プロ3年目の鈴木晃祐がツアー初優勝へ、通算13アンダーの首位に浮上した。中島啓太、蝉川泰果らと同じ2000年度生まれの24歳は4位から出て、1イーグル7バーディ、1ボギーの「64」をマーク。後続に3打差をつけて決勝ラウンドを迎える。 初シードで臨んだ今季は前週まで出場14戦でトップ10なしの予選落ち8回。賞金ランキングも71位と低迷しているが、前週の「フジサンケイクラシック」からドライバーショットを修正し、調子が上がってきた。「自信をなくしていたけれど、先週から調子が上がってきて自信がでてきた。ネガティブにならずに頑張りたい」 舞台が韓国の日韓亜共催大会だけに「(コース内に)日本語がないのはどうしても辛い部分がある」と言いつつ「その分、淡々とゴルフができる面があります」とポジティブに解釈。残る2日も「淡々とやりたい」とキーワードを口にした。 10アンダーの2位にジョン・ガルアム(韓国)とブラッド・ケネディ(オーストラリア)。9アンダーの4位に片岡尚之とオム・ジェオン(韓国)。初日首位の池村寛世は6バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「71」で8アンダー、吉田泰基らと並ぶ6位に後退した。 9位から出て「69」で回った石川遼、26位から出て「68」で回った大槻智春と大堀裕次郎、76位から出て「65」で回った出水田大二郎と堀川未来夢らが7アンダー、首位と6打差10位で並んだ。 前週「フジサンケイクラシック」で今季2勝目を挙げた平田憲聖は6アンダー22位にいる。 <上位成績> 1/-13/鈴木晃祐 2/-10/ジョン・ガルアム、ブラッド・ケネディ 4T/-9/片岡尚之、オム・ジェオン 6T/-8/池村寛世、吉田泰基、ミゲル・タブエナ、カン・キョンナム 10T/-7/大堀裕次郎、石川遼、大槻智春、出水田大二郎、堀川未来夢、ショーン・ノリス、ソン・ヨンハン、キム・スンヒョグ、トッド・ペク、キム・ハンビョル、ユン・サンピル、キム・ミンギュ