京都が2年ぶりの天皇杯ベスト4進出! 豊川雄太の先制弾皮切りに3得点…千葉に完封勝利
天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会・準々決勝が18日に行われ、京都サンガF.C.とジェフユナイテッド千葉が対戦した。 2年ぶりのベスト4進出を目指す京都はここまで大宮アルディージャ、清水エスパルス、大分トリニータを撃破。現在15位につける明治安田J1リーグでも直近10試合で7勝2分1敗という成績を残すなどチーム状態は上向きだ。対する千葉は中央大学、FC東京、北海道コンサドーレ札幌を下して準々決勝へ進出。この試合に勝利すれば、実に10年ぶりの天皇杯ベスト4進出となる。 試合は序盤から京都が主導権を握る。11分にはカウンター攻撃から川﨑颯太、豊川雄太とボールを繋ぎ、ドリブルで持ち運んだマルコ・トゥーリオが相手DFの意表を突くスルーパスを供給。これに抜け出した豊川がネットを揺らし、早い時間帯で先制に成功した。その後も京都はムリロ・コスタに2度に渡って決定機が訪れるなど、優位に試合を進めるも、千葉のGK藤田和輝の好セーブもあり2点目を奪うことができない。 一方の千葉は前半終了間際に高木俊幸が際どいシュートを放ち、後半の立ち上がりも圧力を強めるもネットを揺らすまでには至らず。すると49分、中盤でボールをキープした川﨑が振り向きざまにスルーパスを送ると、抜け出したM・トゥーリオはGK藤田の頭上を越すループシュートを放つ。これがゴールに吸い込まれ、京都がリードを2点に広げた。 その後も試合を優位に進める京都は85分にダメ押しの1点を奪う。85分、左サイドを駆け上がった三竿雄斗がゴール前にクロスを送ると、ボックス内左でこれを収めた平戸太貴が角度のないところから左足を一閃。強烈なシュートがニアサイド上部に突き刺さった。試合はこのまま3-0で終了し、京都が2年ぶりのベスト4進出を決めた。 京都は10月27日に開催予定の準決勝で鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸の勝者と対戦する。なお、準々決勝の残り2試合は25日に開催される。 【スコア】 京都サンガF.C. 3-0 ジェフユナイテッド千葉 【得点者】 1-0 11分 豊川雄太(京都サンガF.C.) 2-0 49分 マルコ・トゥーリオ(京都サンガF.C.) 3-0 85分 平戸太貴(京都サンガF.C.)
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