自宅のタワマンへ帰宅する高橋（右）。右写真とは別の日、送迎車に乗った飯豊が自宅に帰ってきた……（’22年）

高橋一生（43）と飯豊まりえ（26）が結婚したことを双方の所属事務所を通じて発表した。 【意外な素顔が…写真あり】２年前に同じタワマンで…密かに愛を育んでいた高橋一生と飯豊まりえ 二人の年齢差は17歳、ファンも多い人気者同士の結婚となれば世間は大いに盛り上がるだろうと思ったが……。今一つというか、意外にも静かなものだ。 以前は人気俳優が結婚すると“ロス”が起き、悔しがる女性ファンが出てきたり、また年齢差の大きいカップルの結婚は世のオジサンたちが悔しがったりしたものだが、この結婚、というか高橋に対する世間の反応は意外と薄い。 「人気アイドルや若手人気俳優なら別ですが、最近は男性の俳優が結婚するとなっても、みんなそれほど驚かないです。悔しがるのは、熱烈なファンくらいですが、みんな理解があるのか、推しを“私だけのモノ”と考えるファンも少なくなっています。特に一生さんは年齢も年齢ですしね」（テレビ誌ライター） 週刊誌の記者によれば、 「芸能ニュースが好きな人でも興味がある人でも芸能人の『結婚』で読者が注目するのは、綾瀬はるかや長澤まさみ、吉高由里子など　“超絶”人気女優ですね。それも相手が一般人ではなく、同じ芸能人なら、なおいいです。 逆に、たとえ人気があっても中年男性俳優の結婚は最近はそれほど興味を持たれない。さらに結婚報道自体に“スクープ性がなくなっている”ことも盛り上がらない一因でしょう」 特に、二人の話が“初出し”でないことも要因の一つだという。 ２年前に『FRIDAY』（’22年８月５日号）は、同じマンションに出入りする二人の姿を捉えていた。 ただ当時は、同誌の取材に対し、二人は沈黙を貫き、飯豊の事務所に至っては交際を完全否定していた。だが結婚のニュースを聞いて既視感を持った人は多い。 「その昔、芸能人の結婚はエンタメニュースの目玉とされ、マスコミはこぞって結婚しそうな芸能人を追いかけていました。交際が発覚しただけでもワイドショーを連日にぎわしていました。山口百恵さんと三浦友和さんの結婚なんて、結婚した後もニュースは延々とやってましたからね。 今考えると、交際中だけでなく結婚後も注目され続け、今でもまだ“百恵ちゃんはどうしてる”とマスコミに追われ、なんだかかわいそうな気がします。それに、いまと違って『推し』の交際・結婚を知り悲しむファンも多かった。カミソリを送り付ける事件はよく耳にしましたから。だから徹底して交際を隠さなければなりませんでした。また結婚発表した後も、マスコミに過去をほじくり返されたり、追いかけられたりしたら、本人たちも煩わしいでしょう」（老舗芸能プロ幹部） 注目度が低いと知ったら、マスコミも後追いはしないもの。思っていたほど結婚報道が盛り上がらなくて、本人たちもホッとしているのではないだろうかーー。 取材・文：佐々木 博之（芸能ジャーナリスト） 宮城県仙台市出身。 31歳の時にFRIDAYの取材記者になり、数々のスクープを報じてきた。 その後も週刊誌を中心に活躍。 現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中