日本ハム・栗山英樹ＣＢＯ

　日本ハムは23日、都内ホテルでスカウト会議を開催。24日に行われるドラフト会議で指名する最終候補を絞り込んだ。 　およそ4時間半という長時間に及んだ会議を終えた栗山英樹CBO（63）は1位指名について「相当みんなで話した。方向性は絞ったけど最終的に明日（24日）、もう一晩寝て再確認して。公表はしない」と明言せず。1位指名は当日最終的に決定することを明かした。 　1位指名候補選手については現時点で投手、野手の両にらみを示唆したうえで「可能性がある選手はやっぱり何人かいる。ふわっとしすぎて悪いけど、（投手か野手かに関しても）両方とも選択肢があるので。俺っぽくないけどそこは理解してほしい」と苦笑い。仮に1位指名が競合した場合は他球団との抽選となるが、その場合に関しても「明日（24日）までに誰が引いたら一番（当たりを）引くのか。予備抽選を勝手にやってくれ、みたいな話をして」と話し、「今日（クジを引く可能性のある候補）全員に（当たりクジ付きの）アイスクリームを買ってもらって。俺は監督時代に（クジ引きは）抹消されたんだから。（ドラフト会場の）テーブルに着く人の誰かでしょう」とこちらも未定を強調した。 　また去就が注目される新庄剛志監督（52）もこの日、午後3時40分過ぎからおよそ1時間にわたり会議に参加。ただ、自身の進退については言及せず、会議を途中退席後は笑みを浮かべながら無言で会場を後にした。