アルカラス、ブレーク合戦制し8強 全豪OP後初戦にストレート勝ち<男子テニス>
IEB+アルゼンチン・オープン
男子テニスのIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は15日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで大会2連覇を目指すC・アルカラス(スペイン)が予選から出場した世界ランク134位のC・ウゴ カルベリ(アルゼンチン)を6-2,7-5のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにベスト8進出を決めた。 1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では準々決勝でA・ズベレフ(ドイツ)に敗れたアルカラスは同大会以来となるツアーに参戦。昨年のIEB+アルゼンチン・オープンでは決勝でC・ノリー(イギリス)を下し優勝を飾っており、2連覇と「250ポイント」を守る戦いとなる。 上位4シードは1回戦免除のためこの試合が初戦となったアルカラスは第1セット第1ゲームでブレークを許すも直後の第2ゲームでブレークバック。第3ゲームでもブレークされ再び追いかける展開となるも第4・第6・第8ゲームと立て続けにブレークを奪い逆転し5ゲームを連取して第1セットを先取する。 第2セットも第1ゲームでブレークされるが第4・第6ゲームでブレークし逆転。ゲームカウント5-3となり第9ゲームでは40-30とマッチポイントを迎えるもこれを凌がれ土壇場でブレークバックを許す。第10ゲームのリターンゲームでも1度マッチポイントを握るがここもキープされ終盤へ。 第11ゲームは3度のブレークポイントを握られながらもこれをセーブすると、6-5で訪れた第12ゲームをラブゲームでブレークに成功。1時間42分のシーソーゲームを制しストレート勝ちで初戦突破を決めた。 準々決勝では予選から出場している世界ランク152位のA・ババソリ(イタリア)と対戦する。ババソリは2回戦で第7シードのL・ジェレ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。