三島で「楽寿園菊まつり」開幕 大河ちなみ盆景で上賀茂神社再現 11月、夜菊ライトアップも
三島市立公園の楽寿園で30日、恒例の「楽寿園菊まつり」が開幕した。今年は大河ドラマ「光る君へ」に合わせ、紫式部ゆかりの「上賀茂神社」がテーマ。12月1日まで開催し、多彩なイベントも予定している。 同神社は、紫式部が参拝の際に恋の歌を詠んだことで有名。12月に世界遺産登録30周年を迎える同神社の楼門や細殿を約8千鉢の菊を使い、約2分の1サイズの盆景で再現した。現在は咲き始め。11月上旬ごろから見頃を迎える品種が出始め、中旬ごろが最盛期とみられるという。東海菊花大会の展示も11月15日まで行われ、愛好家による自慢の作品が並んでいる。 11月9~17日は午後5時~8時半を無料開放し、夜菊鑑賞のライトアップを実施。初日はクラフトビールと地元グルメを楽しめる「三島麦空」も開催する。三島フードフェスティバルが開かれる23日も入場無料。その他の土日祝日もマルシェやフードイベントが計画されている。
静岡新聞社