小学生プール事故死初公判 学童保育元園長「間違いありません」起訴内容を認める 滋賀・長浜市
読売テレビ
2023年、滋賀県長浜市のプールで、学童保育の活動中の小学生が死亡した事故で、責任者だった男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。 滋賀県長浜市の「キッズパーク放課後児童クラブ」の元園長・大谷琢央被告は、2023年7月、児童の泳ぐ能力を事前に確認しなかったほか、プールを監視するなどの注意義務を怠り、小学1年生の男の子が溺れていることに気付かず死亡させた罪に問われています。 20日始まった裁判で大谷被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察は、冒頭陳述で、職員の一人が、「監視員を増やしてほしいと大谷被告に伝えたが、聞き入れられなかった」と話していたと指摘し、対策が不十分なことを自覚しながら必要な措置を取らなかったと主張しました。