「初めてのことばかりで不安もありましたが、一から作ることの面白さもありました」新行市佳アナウンサー
【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2024<5>】 番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているニッポン放送のアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーの皆さんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2024年を振り返ってもらいました。5人目は、新行市佳アナウンサーです。
「今まで使ってこなかった筋肉を使っている感じです」
――2024年、振り返っていかがでしょうか? 今年は11月から土曜日19時からの「藤井貴彦 Saturday Night Buzz」が始まり、パートナーを担当しています。今まであまり使ってこなかった筋肉を動かしている感じがしています。平日朝のニュース番組「飯田浩司のOK!Cozy up!」では、ニュースや天気などの情報をお伝えしていますが、「Saturday Night Buzz」は藤井さんとの掛け合いが多く、瞬発力の重要性を痛感しています。 ――新行さんから見て藤井さんはどのような方ですか? 藤井さんはよく「自分には推しがいない」とおっしゃるのですが、宅地建物取引士やワインエキスパートの資格を取得されていて、自分の“好き”を極める方なのだなあと感じています。 あと、テレビではスーツを着ていらっしゃるので、私服姿も新鮮ですよね。「Saturday Night Buzz」ではそんな藤井さんの素の部分が沢山出ていると思うので、番組Xの写真も含めて楽しんで頂けたら嬉しいです。 ――「藤井貴彦Saturday Night Buzz」でやってみたいことはありますか? この番組は、山口県の山口放送、徳島県の四国放送でも放送されているので、ニッポン放送から飛び出して、山口や徳島からのお届けしてみたいです!
――ほかに今年印象的だった出来事はありますか? 今年の10月11日に、地域の安全安心なまちづくりを進めるイベント「丸の内地域安全のつどい」の一環で、警視庁丸の内警察署長の一日署長を飯田浩司アナウンサーと務めさせていただきました。警視庁150周年、ニッポン放送70周年という節目に、警視庁音楽隊の素晴らしい演奏とカラーガードの皆さんの華やかなパフォーマンスと共にパレードをさせていただく機会を頂戴し、とても光栄でした。沢山のリスナーの皆さんが見守る中、ランチやご通行の方々も手を振ってくださって、丸の内仲通りがいつもとはまた違った景色に感じられました。 パレードの後は「特殊詐欺」に関するトークイベントに参加させていただき、改めて事前に知識を身につけることの重要性を痛感しました。 「飯田浩司のOK!Cozy up!」では、警視庁にご協力いただいて「特殊詐欺撲滅キャンペーン」という特集をこの夏にお送りしましたが、これからも番組を通してそういった詐欺の手口を取材してお伝えしたいと思いました。 ――ニッポン放送は今年開局70周年の年。実は「ゴジラ」も同じく70周年。同い年とうことで、今年は二度コラボ番組を放送しましたよね。大のゴジラ好きの新行さん、どちらも企画段階から携わっていたと伺いました。 そうですね、こちらも普段使わない筋肉を使いました。プロデューサーやディレクターの仕事の一部も担当させてもらったので、初めてのことばかりで不安もありました。しかし、大好きな「ゴジラ」の番組……気合が入りましたし、一から作ることの面白さや発見もありました。 ――ラジオ番組だからできたことはありますか? 音にフォーカスして番組を作ることができたと思います。 第1弾、お正月の「ゴジラ|ニッポン放送70周年特別番組 幻のラジオドラマ復活!新春ゴジラ談義」では、ニッポン放送に現存するラジオドラマの音声素材を放送しました。第2弾、10月の「山崎貴のオールナイトニッポンGOLD ~ゴジラ|ニッポン放送70周年スペシャル~」では、『ゴジラ-1.0』の音響効果を担当した井上奈津子さんにもご出演いただいたのですが、映画の内容だけに留まらず、“音作り”についても深く伺うことができましした。 ラジオならではのこだわりが少しでも伝わっていたら嬉しいです。