池上彰氏 石破首相の握手姿に苦言 外交上のマナーに反し「これは残念でしたね」
ジャーナリスト池上彰氏(74)が18日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため南米・パルーを訪れた石破茂首相(67)の外交上のマナーについて「これは残念」と語った。 【写真】首脳会談を前に握手する石破首相(左)と中国の習近平国家主席 石破首相が習近平主席と日中首脳会談に臨む際、習主席と握手を交わしたが、その際、習主席が右手で握手を求めたのに対し、石破首相が両手で握り返す様子が報じられた。 番組では、相手の片手に対し、両手の握手は優劣関係を示す恐れがあるため、外交儀礼上は避けられていると説明。 池上氏も「ちょっと残念なのは石破さんが両手で握手をしていることですよね」と語り「外交慣例では、右手でそれぞれ握手をするのに、両手で握手をしているでしょ?」と指摘。「選挙の時は有権者に両手でやっていた。多分、それがそのまま出たんだろうと思うんですけど…」と推測。 だが、その上でも「やっぱりね、外交関係では、向こうが右手なら、こっちも右手だけにしなきゃいけないですよ。これは残念でしたね」と苦言を呈した。