聴覚障害がある人も可能 チャット形式で警察に通報するアプリ体験教室
警察に通報したい時に、電話ではなくチャット形式で通報できるアプリがあるのをご存知でしょうか。富山県警察本部がきょう、聴覚障害がある人を対象に体験教室を開きました。 県警がきょう、富山市の富山聴覚総合支援学校で開いたのは「110番アプリ教室」。 このアプリは、耳が聞こえづらく電話での応答が難しい人でも、チャット形式で警察に通報ができるもので、きょうは聴覚障害のある生徒が実際に体験しました。 体験した高等部3年 塚田瑛翔さん「文字で簡単に答えたり、写真を撮って見せたりすることが便利かなと感じました」 県警通信指令課 髙堂徹夫次席「まずはこの110番アプリの存在自体を知らない方が多いと思いますので、知って利用していただくのが大事かなと思います」 県警はあす、高岡聴覚支援学校でもこの教室を開くことにしていて、アプリの周知を図っていきたいとしています。